馬息嶺に行った韓国選手らは太極旗をつけず、韓国に来た北朝鮮選手らは共和国旗をつけた
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.02 08:48
韓国のスキー国家代表常備軍選手たちが太極旗のないユニホームを着て北朝鮮に行ってきた。南北共同訓練のために先月31日、北朝鮮馬息嶺(マシクリョン)スキー場に行った韓国選手はユニフォームに太極旗をつけないまま合同訓練を進めた。
スキー選手たちは訓練でも競技をする時、普通胸に番号札をつける。番号札の上段に国旗をつけるのが一般的だ。だが、南北は今回の馬息嶺訪朝団を構成しながら選手たちの〔金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)〕番号札の上に肖像徽章や太極旗をつけないことで合意した。不必要な誤解と摩擦を減らそうとの趣旨だ。政府が大韓スキー協会に北朝鮮を訪問する選手たちが北朝鮮の「誤解を招きやすい」本、パソコンなどを持ち込まないように指示したという主張もある。これを受け、韓国選手たちはユニフォームに太極旗をつけずに合同訓練に参加した。