今月１９日、マレーシアで韓国人が拘禁される事件が発生した。韓国外交部当局者は「計１９人がマレーシア移民法違反で拘禁され、このうち韓国人は７人」と明らかにした。

外交部は週末の間、マレーシア側の状況把握が難しいとしながらも移民法違反の理由について「パスポート未所持、入国ビザ上許可された範囲以外の行為」と説明した。核心はビザが許可する目的以外の活動をしたことだった。

英国の無料日刊紙の「メトロ」は、今回拘禁された人々がマレーシア・クアラルンプールのネガラ・スタジアムで開かれた韓国アイドルＷａｎｎａ　Ｏｎｅ（ワナワン）のファンミーティングイベントのために入国し、現地で作ったＷａｎｎａ　Ｏｎｅ記念品を売って摘発されたと報じた。ＳＮＳ上には目撃談も続いた。公演会場周辺に露店を出してＷａｎｎａ　Ｏｎｅの記念品を売って警察に捕まったということだ。観光ビザで入国して商業活動をするのはマレーシア国内法に抵触するためだ。

外交部当局者は「駐マレーシア大使館が２３日、拘禁中の韓国国民と領事面会を実施して健康状態を確認した」とし「現地移民当局と再び接触して韓国国民が逮捕された事件に関連して早期の捜査と釈放を要請する書簡を届けた」と述べた。