韓国通貨スワップ マレーシアとは契約延長、日本とは中断、中国とは不透明
ⓒ 中央日報日本語版2017.01.26 13:37
韓国企画財政部は韓国銀行とマレーシア中央銀行が2013年に締結したウォン-リンギット通貨スワップ契約をさらに3年延長することを決めたと25日、明らかにした。延長された契約の規模は従来の契約と同じ5兆ウォン(約4900億円)で、延長契約の有効期間は2020年1月24日までの3年間となっている。
韓国銀行側は「韓国・マレーシアの通貨スワップ延長契約締結は、両国間の交易促進および金融協力強化に寄与するだろう」と期待した。
一方、日本との通貨スワップは、現在、中断された状態だ。2001年20億ドル(約2300億円)規模で始まった韓日通貨スワップは、2011年700億ドル規模まで拡大して2015年2月に終了した。その後2016年8月交渉再開に合意し、両国間の協議が始まった。しかし今月6日、日本側は釜山(プサン)日本領事館前の少女像設置を理由に協議の中断を通知してきた。