【社説】政府の改憲案提出は望ましくない…与野党が改憲時期から合意を=韓国(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2018.01.14 12:55
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が10日の新年記者会見で、国会が3月までに改憲案を発議できない場合には政府が直接乗り出すとの意向を明らかにした。「6・13地方選挙と改憲国民投票同時実施は国民との約束」としながらだ。これに伴い国会で収まるかにみられた改憲議論がよみがえった。
現行の1987年の憲法に手を入れるべきいうことには幅広い共感がある。文大統領が歴代大統領と違い執権1年目に改憲の意志を明らかにしたことは歓迎できる。それだけ意志があるという意味だからだ。今回の発言が改憲特別委員会を空転させてきた与野党に適切な「ナッジ」(わき腹突き)になるだろうとみる。また、将来政府の議論が政界に刺激と圧力になるだろう