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UAE、5カ月連続で韓国株売り続け昨年11月には1兆ウォンの買い越しに

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.04 11:48
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韓国の証券市場でしばらく売り越しが続いていたアラブ首長国連邦(UAE)が昨年11月にKOSPI市場に1兆ウォン近く投資した。時期的に昨年11月初めに宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官、12月に任鍾ソク(イム・ジョンソク)青瓦台(チョンワデ、大統領府)秘書室長のUAE訪問と合致する。

3日の金融監督院統計によると、昨年11月の1カ月間にUAEは韓国の上場株式を9880億ウォン相当買い越した。米国の8560億ウォンを抜き買い越し1位の国となった。投資はKOSPI市場に集中した。KOSPI上場株式1兆1440億ウォン相当を買い1770億ウォン相当を売った。UAEの韓国上場株式保有規模は11月末現在9兆4620億ウォンで過去最大だ。

 
UAEは昨年6~10月に韓国株式を売り続けた。その規模も1000億ウォン前後と大きくなかった。11月にUAEの大規模買い越しが目立って見える理由だ。サウジアラビアや他の中東資金は特別な変化を見せなかった。

ただしUAEは特定銘柄に集中的に投資したものではないというのが金融監督院の説明だ。もし一企業の株式だけを大きく買い入れ5%以上の株式を保有するならば株式報告義務が生じる。金融監督院関係者は「株式報告対象になるほど特定銘柄に投資したものではなく韓国市場にまんべんなく投資した」と説明した。実際にUAEは韓国の大型優良銘柄を中心に大規模投資に出ることがたまにある。2014年5月にUAEは1カ月間にKOSPI上場株式を1兆1801億ウォン相当買い越した。李明博(イ・ミョンバク)政権時代の2011年9月1日にはUAE政府系ファンドのアブダビ投資庁が1日で韓国の大型優良銘柄を中心に5000億ウォン相当を一気に買い入れたこともある。アブダビ投資庁はグローバル金融市場で大口投資家に挙げられる。

金融監督院は昨年12月の外国人証券市場投資動向を集計中だが、12月にUAEは小幅な売り越しに転じた。IBK投資証券リサーチセンター長のイ・ジョンウ氏は「状況上、政府系ファンドがポートフォリオ投資に出た可能性が大きい。なぜこの時点に増えたのかという疑問はあるが、これを宋永武長官の訪問に対する回答とみるのは推測にすぎない」と話した。

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