韓国政府が２７日発表予定の韓日慰安婦合意検証作業部会（ＴＦ）の検証結果を今日明日にも日本側に説明すると発表された。

２５日、韓国政府消息筋によると、外交部長官直属の慰安婦合意作業部会による検証結果報告書の発表を控えて韓国外交部は合意の相手方である日本に報告書の内容を説明する予定だ。消息筋は「作業部会が報告書の最後の編集作業を行っていると承知している」とし、「編集作業が終わり次第に日本側に外交ルートを通じて事前説明をするだろう」と話した。

２０日、康京和（カン・ギョンファ）外交部長官の訪日時、韓国の日本特派員との懇談会で「作業部会の報告書が発表される前に（内容を日本側に）詳細に説明する。そのようにするのが外交的な礼儀だ」と話した。報告書には被害者の意見が十分に反映されていない点、大統領と青瓦台（チョンワデ、大統領府）が主導した密室協議、「不可逆的」という文面を入れた点などが指摘されるものと見られている。

しかし、１９日、東京で開かれた韓日外相会談で河野太郎外相は「慰安婦合意の着実な履行が重要だ」という立場を明らかにして今回の慰安婦合意の検証報告書が韓日関係にどのような波紋を呼び起こすのか注目されている。