韓国初の気象航空機が飛行したが…研究者は1人しか乗れず
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.20 16:17
導入が2年近く遅れるなど問題が多かった韓国初の気象航空機がついに飛行することになった。
気象庁は20日、ソウル金浦(キンポ)空港で国内に初めて導入した気象航空機の就航式を開いたと明らかにした。今回導入した気象航空機は米ビーチクラフト社のキングエア350HW機種で、全高4.4メートル、全長14.2メートル、全幅17.7メートルの気象観測専用飛行機だ。この飛行機には14種類・25個の先端気象観測装備が装着・搭載されていて、装備を含む航空機導入価格は162億ウォン(約17億円)。気象観測のために最大6時間の飛行が可能で、最高3万200フィート(約10キロ)の高度で飛行できる。この航空機は金浦空港を拠点に年間400時間の運航を目標にしている。