200年ぶりに復活した青年朝鮮通信使…「韓日関係の改善」誓う(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.08 16:47
この村には景色が最も美しいという意味の「日東第一形勝」と海がすぐ前に見える楼閣という意味の「対潮楼」を書いた紙が記録遺産に登録された。対潮楼にかかっている扁額は1711年、朝鮮通信使の従事官だった李芳彦(イ・バンオン、1675~?)が書いた文字だった。
京都市北区の高麗美術館が所蔵している通信使の遺物20点の中で3点も記録遺産に登録された。馬に乗って技芸を使う絵や通信使行列図、通信使を迎える日本人の姿を描いた図などだ。この遺物は在日同胞の故チョン・ジョムンさんが日本の骨董品店を歩き回って集めた。通信使遺物のユネスコ登録に在日同胞が力を加えたわけだ。
チョンさんの息子、ヒスさんは「父は日本人が持っていた韓国の遺物を取り戻そうという考えで一点ずつ収集した」とし「韓日関係が悪化し、10年前から消えた通信使関連記録が日本の歴史教科書に再び載せられてほしい」と話した。