韓国人、WHO基準の2倍以上の粒子状物質を吸って生活(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.08 10:21
檀国(タングク)大学医大予防医学科のクォン・ホジャン教授は「WHO基準は粒子状物質による早期死亡を招かない範囲までの最大許容水準」とし、「これを超過した韓国の場合、粒子状物質による超過死亡が年間1万8000人水準と推算される」と話した。
クォン教授が引用した超過死亡数は米国の非営利民間環境保健団体の健康影響研究所(HEI)が微小粒子状物質汚染度を基に推定した値だ。仁荷(インハ)大学職業環境医学科のイム・ジョンハン教授も「WHO勧告基準を超過したということは呼吸器疾患や心血管疾患を起こす可能性があり、早期死亡につながるおそれがある」とし、「韓国は経済協力開発機構(OECD)会員国の中で唯一2060年基準で100万人当たり1000人以上が死亡するものと予想されている国」と指摘した。