【コラム】再び描く韓国経済の世界地図
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.28 15:24
1405年、中国・明の永楽帝は鄭和を指揮官とした大規模な船団を南方に派遣する。大きな艦船だけで62隻、乗組員だけで2万7000人を越えたという。鄭和の艦隊は今のベトナム・インドネシアを経てアフリカまで7回の大遠征を行った。1940年、日本は第2次世界大戦に参戦するという名分で大東亜共栄圏を主張する。
今でも両国の影響力は東南アジア社会と産業全般に残っている。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域は人口6億5000万人、国内総生産(GDP)2兆6000億ドル(約290兆円)の巨大経済圏だ。中位年齢が28歳と非常に若く、年5%以上の成長を続けている躍動的な地域だ。中国や日本が絶えず協力の手を差し伸べようとするのはこうした理由だ。