<スケルトン>最適体重86キロで時速145キロ… 「怪物」ユン・ソンビン
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.27 16:18
26日、カナダ・ウィスラーのスライディングセンター。世界ランキング1位を象徴する黄色のチョッキを着た「アイアンマン」ユン・ソンビン(23、江原道庁)が氷のトラックの上を力強く走り、ソリに身体を乗せた。ユン・ソンビンはうつ伏せのまま最高時速145.44キロをマークし、長さ1450メートルのコースを疾走した。2週連続のワールドカップ(W杯)優勝。ユン・ソンビンはコース最高記録も更新し、スケルトン世界1位の地位を固めた。平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)まで残り74日。ユン・ソンビンの疾走は続く。19日に米パークシティで開催されたW杯第2戦に続いて第3戦でも1位になった。通算4回目のW杯優勝だ。ユン・ソンビンが2週連続でW杯を制したのは初めて。
ユン・ソンビンは1回目に51秒99をマークし、昨年1月にトマス・ドゥクルス(ラトビア、52秒11)が出したウィスラートラック最高記録を破った。1回目と2回目の合計が1分44秒34のユン・ソンビンは、2位のニキータ・トレグボフ(ロシア、1分45秒09)を0.75秒差で抑えた。ライバルのマルティンス・ドゥクルス(ラトビア)はユン・ソンビンに1秒17差の6位(1分45秒51)に終わった。