LGの液晶ディスプレイを搭載したサムスンテレビが来年発売へ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.27 09:58
そもそも市場ではLGディスプレイが納品する物量を70万台程度と予想した。シャープが一方的に供給を切った物量がこの程度だったためだ。しかし、現在のLGディスプレイがサムスン電子に納品するLCD物量は10万台内に決定される見通しだ。納品物量が減ったのは今年下半期からLCDパネルの供給が増え、価格も下がったためだ。市場調査会社ウィッツビュー(Witsview)が分析した液晶テレビパネルの平均価格は今年1月初め203ドル(約2万2600円)から今月末169ドルに落ちた。サムスン電子のイ・ジュノ部長は「下半期のパネル供給が増えてシャープが突然減らしたLCD物量をBOEなど中国メーカーからも供給されることができるようになった」と説明した。
LGディスプレイの立場でもLCD生産を大幅増やしにくい状況でもあった。テレビ向けLCDパネルを生産するLGディスプレイ坡州(パジュ)工場の稼動率は今年第3四半期100%に達し、すでに生産ラインも飽和状態だ。