K-POPに劣らない「キャラクター韓流」…中国・光棍節一日の売り上げ46億ウォン(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.14 10:00
キャラクター韓流は一次的にキャラクターが世界のどこででも老若男女に通じるほど可愛くて愛らしいことから始まった。未来アセット大宇のムン・ジヒョン研究員は「アイドルグループのように多数のキャラクターが登場して消費者がその中で好きなものを選ぶように『集団化』する既存のキャラクター産業の成功方式をよく活用した」とし「それだけに多様な消費者を呼び込むことができる」と話した。ラインプレンズでは11種類のキャラクターが群れをなしている。ポロロにもワニの「クロン」やペンギンの「ペティ」のような友達がいる。そのため、ボールペンからムードランプまで様々な商品に適用しても消費者が嫌気を感じない程度で汎用性が良い。
もう少し考えてみると、ターゲット(需要層)の範囲を絞った戦略が卓越したという分析が出ている。韓国映像大学のパク・ソクファン教授は「その間米国など世界市場では『児童用』キャラクターと関連商品は多かったが、それより幼い『幼児』や若年層の『会社員』に向けたキャラクターが不十分な方だった」とし「韓国産キャラクターがこのようなニッチ市場を正確に攻略した」で分析した。韓国内に「ドゥーリー」のような人気キャラクターがあったが、世界市場では通じなかった理由もミッキーマウスなどが牛耳っているレッドオーシャン(児童用キャラクター市場)で競争したためということだ。これに企業が国別にカスタマイズ型コンセプトの店舗を構成するなど、現地化戦略をまともに展開してキャラクターの商品性を最大化することができた。