現代モービス、パノラマサンルーフ用エアバッグを世界初開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.19 16:24
車両エアバッグは生存のための装置だ。普段は使うことがないが、事故発生時にはどの装置より重要な役割を果たす。最近発売される車は多くて10個以上のエアバッグを搭載している。しかし、パノラマ サンルーフだけはエアバッグが止めることができなかった。搭載技術が開発されていないためだ。
現代モービスが世界で初めてパノラマサンルーフエアバッグシステム開発に成功したと18日、明らかにした。パノラマサンルーフは車両のカバーの部分を特殊強化ガラスで作った装置で、後席でも広い視野を楽しむことができて搭載する車両が増加している。しかし、車両転覆事故時、開かれた部分に搭乗者の身体がはねる恐れがある。実際の米国家道路交通安全局(NHTSA)が2000~2015年まで北米地域で発生した車両転覆事故の記録を集計した結果、約260人が車両ルーフ面に離脱したことが分かった。