世界はすでに「リッターカー」競争…現代車、高燃費アクセル踏む(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.07 13:02
鄭夢九(チョン・モング)現代車グループ会長は旗揚げ型の最高経営者(CEO)だ。目標を定めて「突撃、前へ」を叫んで短期間に目標を達成してきた。最近まで現代車の目標は基本が硬い車とブランド価値高揚であった。米国安全も評価で乗用セダンの中では最初に全項目満点を受けたジェネシスが代表的だ。だが、ジェネシスは燃費(9.0~9.4km/L)がアキレス腱だった。鄭会長が再び旗を掲げた。まさに燃費である。現代車関係者は「単純に燃費を今より良くするのではなく高燃費が現代・起亜車の強みになることができるようにするという意志」と説明した。
現代車が燃費25%向上目標を掲げることになったことは選択でなく生存の問題でもある。現代車の燃費は昨年12.3km/L、起亜車は11.6km/L(米国環境庁基準)だ。米国の平均燃費規制(CAFE)は充足しているが相対的な成績は後れを取っている。今年基準としてトヨタはCAFE基準を26.6%超過達成した。半面、代車は境界線から4歩も離れている(4.1%)に過ぎない。