米国務省「カーター氏、北朝鮮を訪問するには米政府の承認が必要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.12 09:41
ジミー・カーター米元大統領が北核危機の解決に向けた北朝鮮訪問の意思を明らかにしたことに対し、米国務省が10日(現地時間)「北朝鮮を訪問しても米国政府代表の資格でない」という反応を出した。ヘザー・ ナウアート米国務省報道官がこの日「(カーター元大統領が北朝鮮を訪問するためには)確かに政府の承認が必要だ。もし行くことになれば、米国政府の歓送を得られないだろう」と話した。カーター元大統領の北朝鮮訪問を許容するかどうかに対しても彼は「あらかじめ予断したくなく、確信できない」としながら「最終決定は私の所管を越えたもの」として回答を避けた。
カーター元大統領の北朝鮮訪問への希望は先月28日、ジョージア州の自宅で彼に会ったジョージア大学のパク・ハンシク名誉教授が「カーター元大統領がビル・クリントン政府時代である1994年、北朝鮮を訪問して劇的な反転を引き出したように生前にもう一度、厳しい状況を解決するための役割を果たしたい」と伝えられた。