韓経:韓国アモーレ、THAAD報復で打撃…資生堂は反射的利益(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.10.03 09:52
◆「市場多角化」が反騰のカギ
資生堂は2012-13年、日中間の尖閣諸島紛争で厳しい状況を迎えた。2012年の日本製品不買運動で中国内6000店舗のうち250店舗が閉鎖した。営業利益は2011年の444億円から2013年には260億円と2年間に約40%減少した。
資生堂は危機を乗り越えるためにグローバルブランドM&A(企業の合併・買収)を通じた市場多角化を展開した。昨年、ドルチェ&ガッバーナ(イタリア)、ローラメルシエ(米国)など海外ブランドを相次いで買収し、欧米市場に注力した。資生堂の昨年の売上高全体のうち中国の割合は14.2%と、日本と北米に続いて3番目だった。