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巨匠・坂本龍一、映画『南漢山城』のOSTに参加…韓国作品では初

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2017.09.28 14:04
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音楽まで完ぺきだ。文句のつけようのない「良い映画」の誕生だ。

公開を目前に控えている映画『南漢山城』(ファン・ドンヒョク監督)に巨匠・坂本龍一が音楽監督として参加し、映画の完成度を高めるOST(オリジナル・サウンド・トラック)を完成させた。坂本音楽監督が韓国映画のOST作業をしたのは『南漢山城』が初めてだ。

 
映画『ラストエンペラー』を通じて東洋人初のゴールデングローブ賞とアカデミー作曲賞を受賞したことに続き、最近『レヴェナント:蘇えりし者』の音楽で好評を受けた坂本音楽監督が『南漢山城』を通じて初めて韓国映画に参加し、これまでの時代劇にはなかったような雄壮かつ繊細なメロディーで重厚感のある感動を伝える。

韓国的な感性を越えて普遍的な共感を呼び起こそうと、挑戦的かつ新たな音楽をやってみたかったというファン・ドンヒョク監督と意気投合した坂本音楽監督は、韓国の伝統音楽と現代西洋の交響楽を融合させた斬新な音楽で作品に奥行きを加えた。

坂本音楽監督は「シナリオを読んでファン・ドンヒョク監督と話をする一連の過程を通じて、作品作りに深く入ることができた。この映画に合う音楽を作り、さまざまな要素の間でバランスを取るために大いに役立った」と明らかにした。

共同作業したファン監督は「ニューヨークにいる坂本龍一氏と2カ月にわたって毎日メールをやり取りした後、韓国での仕上げ作業の末に『南漢山城』の音楽を完成することができた。『南漢山城』をグローバルな他の解釈でアプローチできる方法を探ったが、それがまさに坂本氏の音楽だった。非常に満たされた、本当に素晴らしい経験だった」とその喜びを伝えた。

同作は、1636年仁祖14年の丙子胡乱(丙子の乱、清が朝鮮を制圧した戦い)で、前進も後退もできない状況に陥った孤立無援の南漢山城(ナムハンサンソン)の中の、朝鮮の運命がかかった最も熾烈な47日間を描いた史劇。出版以来70万部という売上部数を誇る小説家キム・フンの同名のベストセラーを原作としている。10月3日に公開。 



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    巨匠・坂本龍一、映画『南漢山城』のOSTに参加…韓国作品では初

    2017.09.28 14:04
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    ファン・ドンヒョク監督(左)と坂本龍一音楽監督(右、写真提供=CJエンターテインメント)
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