韓国野党「文政権、安保無能でなく安保放棄…国際社会が嘲笑」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.15 15:33
北朝鮮が15日、中距離弾道ミサイル(IRBM)級ミサイルを再発射したことに関連し、野党は一斉に文在寅(ムン・ジェイン)大統領と政府の対北朝鮮政策を激しく非難した。
自由韓国党の洪準杓(ホン・ジュンピョ)代表はこの日の最高委員会議で「文大統領は戦術核の再配備をしないと述べた。本当にあきれる安保思想」とし「空気銃はいくら性能を改良しても大砲にはかなわない」と批判した。鄭宇沢(チョン・ウテク)院内代表も「政府は安保理対北制裁決議の2日後に人道的レベルの800万ドル対北支援を発表した」とし「右往左往のどたばた安保政策にため息しか出ない」と語った。
正しい政党の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表は院内対策会議で「安保無能という言葉もぜいたくだ。安保放棄だ」と強く批判した。朱院内代表は「この渦中に北を支援するというズレはどこから出てくるのか。もう支持者を捨てて目覚めるべきだ」と話した。パク・ジョンハ首席報道官も論評を出し、「文在寅大統領の『核武装・戦術核反対』と統一部の突然の『人道的支援』は大多数の国民が懸念していたように一日で嘲笑の対象になった」と批判した。