韓経:【社説】失うものが多い金正恩、夜ぐっすり眠らせてはいけない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.06 11:00
国際社会の度重なる警告を無視して6回目の核実験を強行した北朝鮮に対して「最も強力な圧迫と制裁」に向けた国際社会の動きが加速している。2006年の1回目の核実験からこれまで合計8回にわたって国連安全保障理事会(安保理)の制裁決議があった。だが、中国やロシアなどの要求で回を追うごとに制裁レベルが低くなり、大きな効果もなく北朝鮮の挑発強度と速度だけを高めてきたという指摘を受けている。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は一昨日、ドナルド・トランプ米大統領と行った深夜の電話会談で、すべての手段を動員して北朝鮮に対する圧迫を最大化することで合意した。安倍晋三首相との電話会談でも「今までとは次元が異なる実質的な対応措置が必要だ」と述べた。ウラジーミル・プーチン露大統領とも電話会談を通じて「北朝鮮に対する原油供給の中断と北朝鮮労働者の海外輸出禁止など外貨収入源を遮断する案を真剣に検討しなければならない時」とし、具体的な制裁案にも言及した。