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【コラム】韓国のJ・K・ローリングになるには英語の勉強から?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.05 16:08
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2~3分ほどの短編ホラー映画を作ってYouTube(ユーチューブ)に載せているスウェーデン人がいた。撮影場所は自分の家。女優は彼の妻。だが奇抜な想像と、考え抜かれた演出で海外ファンがつくようになった。おかげで彼はハリウッドに進出した。韓国でもこの前ヒットした『アナベル 死霊館の人形』のサンドバーグ監督のことだ。

結局、カギは独創的な想像力、そしてそれを享有する消費者の存在だ。韓国のホラー映画がますます萎縮して、ファンタジーや空想科学(SF)映画はほとんど皆無で、その土台となるべきジャンル文学も弱いことは狭い市場が創作の量と質を落とし、それがファン離れを呼んでいるという悪循環のためだ。ことし『ハリー・ポッター』シリーズ20周年を迎えて、韓国にもJ・K・ローリングのような大型小説家が登場するかと思うかという質問をよく受けるが、現時点では「NO」だ。そのような潜在力を持った作家がいないからというよりは、そのような彼らを成長させるような市場がないためだ。

 
SF・ファンタジー小説が活発に登場し、活発に読む文化は、当面の実用と関係なくても想像力と知的好奇心を楽しむ人文学の土壌から成長する。だが、韓国では人気のある人文学ですらあらゆる分野の知識を1・2巻にまとめて、入試・就職でも適当な誇示に流用する教養常識百科、事実上の実用書が大部分だ。そのうえ、韓国語出版市場そのものが小さい。

だから韓国のローリングを夢見る新米がいれば、サンドバーグ監督のように海外の広い世界に市場を求めよと薦めたい。今、世界はインターネットでつながっていて各種グローバル創作プラットホームが存在する。問題は言語の壁だ。サンドバーグのように映画ではなく文学の場合、さらに問題は深刻だ。翻訳サービスの量と質も制限的だからだ。事実、さまざまな文学巨匠がこの問題を克服しようと母国語ではない英語で本を書いた。ポーランド出身のジョゼフ・コンラッドやロシア出身ウラジーミル・ナボコフが代表的だ。

結局、韓国人の「長きにわたる仇敵」である英語習得に戻るほかはない。「オレンジ」を「オウルェンジー」と発音するよりも正しい読み書きを学べる公教育が必要だ。英語を使って「プロジェクト・グーテンベルク」サイトや米MIT電子図書館に積まれた膨大な世界人文古典を無料で渉猟し、英語を通した考え方を学び、そこに韓国人の独特の文化を溶かし込み英語で書くことができるような能力のことだ。

ムン・ソヨン/コリア中央デイリー文化部長

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