韓経:【社説】火花散るAIプラットホーム競争、韓国企業が脱落していくのをただ見ているつもりか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.05 13:37
アップルが人工知能(AI)秘書「Siri(シリ)」の責任者を交代させたという。アマゾンとマイクロソフトがそれぞれ自社のAI秘書「Alexa(アレクサ)」と「Cortana (コルタナ)」を連動するなど競争が激しいAI市場で主導権を握るための動きと分析される。AI秘書機能は次世代個人コンピューティングのためのプラットホームになると見られているだけに世界のIT強者の動向は高い関心を引く。
第4次産業革命の基盤はAIなど知能情報技術だと言われているが、真剣勝負はこれを活用したプラットホーム競争だ。AIプラットホームの勝ち組が金融・流通・メディア・製造など全分野で第4次産業革命を主導するだろうとみられている。こうなれば特定分野で独占的位置にあってもプラットホーム競争で敗北する場合、市場から脱落していくほかない。もしアマゾンのアレクサがプラットホームを支配して個別検索の必要性を落とせばグーグルも打撃を受けることになる。アップル、アマゾン、マイクロソフトはもちろんのこと、グーグルなど他のIT企業がAIプラットホームに死活をかけているのはこのためだ。