韓経:【社説】ロボット・AIと高齢化で未来が暗い?日本を見よ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.27 09:42
ロボットと人工知能(AI)が雇用を破壊するだろうという予測がまた出た。国際会計コンサルティンググループのプライスウォーターハウスクーパース(PwC)は24日にまとめた報告書で2030年ごろ、ロボットが米国内雇用の38%を代替するものと予想した。コミュニケーションが重要な役割を果たす女性の雇用より自動化が容易な製造輸送など男性の雇用により致命的というのがPwCの分析だ。このような中でスティーヴン・ムシン米財務長官はインタビューで「50~100年間はAIが雇用を代替するだろうという心配は無用だ」として世論から批判を浴びた。
PwCの報告書は新しいことでもない。昨年初、世界経済フォーラムで2020年までに雇用500万個が消えるだろうという「職業の未来」報告書の延長線だ。マッキンゼーは今の技術でも雇用の45%を自動化することができるといった。三菱総合研究所は2030年、日本の雇用者数が240万人減るだろうと見通した。世界で最も恐ろしい予測は韓国の雇用情報院だ。2025年まで韓国内勤労者の60%が雇用を奪われる可能性があるということだ。