中国ロッテマートに2度目の資金輸血…いつまで持ち堪えられるか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.31 11:24
ロッテが追加資金を投じながらも中国ロッテマートに執着するのは中国に進出しているロッテ系列会社のためだ。ロッテはロッテマートが撤収すれば20社ほどの系列会社が進めている事業が連鎖的に打撃を受けることになるとみている。マートで損害を受けてもグループのブランド価値を維持するためには持ち堪えなければならないということだ。
ロッテのほかにも中国に進出した他の企業の悩みも深まっている。1997年に中国に1号店を出し一時は店舗数を30店まで拡大したイーマートは5月に完全撤退を決めた。20年間にわたり赤字が累積したうえに、THAAD報復が重なり中国イーマートの業績はさらに悪化した。イーマートは年末までに中国に残った6店舗をすべて整理する予定だと明らかにした。イーマートは中国市場に対する夢をあきらめ、代わりにモンゴルや東南アジア地域に進出する側に方向を定めた。