崖っぷちの危機のKAI、再起のゴールデンタイム逃すのか=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.24 10:16
危機感が大きくなりこれまで息をひそめてきたKAIは自助策に入った。
KAI労組は23日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)を訪問し、「処罰する人は早く処罰した上で、事態が長期化し会社自体が厳しくなる状況は防いでほしい」という内容の声明書を伝達した。チャン・ソンソプ社長代行と役員は株価防御のため自社株買い入れに出た。
学界と国防界も声を出し始めた。韓国航空宇宙学会は24日に韓国科学技術院(KAIST)で「スリオン事業の成果と課題」を主題にワークショップを開催し、監査院のスリオン結果と関連してパネル討論を行う。国防部もやはり今月末に専門家らを招いてスリオンの欠陥の有無と韓国の防衛産業研究開発問題などについて討論し、結果を関係機関と共有する方針だ。