韓経:米国、FTA再協議時に「韓国版プラザ合意」圧迫の可能性も(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.22 13:16
韓米自由貿易協定(FTA)改正交渉を議論する最初の実務会議が22日にソウルで開かれる中、米国政府が「韓国版プラザ合意」を要求するかもしれないとの警告が出された。米国が貿易収支赤字を減らすため対米貿易で年間200億ドル以上の黒字を出している韓国に「ウォンの価値を切り上げよ」と圧迫するということだ。1985年のプラザ合意で米国が日本とドイツに通貨切り上げを圧迫し貫徹したようなことが韓米関係で再演されかねないという指摘だ。
中堅学者と新産業専門家が主軸になって設立した民間シンクタンク「FROM100」と韓国経済新聞社は17日にソウルの韓国生産性本部で「グローバル通商秩序変化と対応案討論会」を開いた。出席者は「FTA改正で関税を復活させたとしても貿易収支赤字を克服できないという点を米国政府もよくわかっているだろう」としながら、「結局為替相場問題に手を付ける可能性が高い」と話した。