イ・ジュンイク監督「日本の戦争映画、加害者でなく“被害者コスプレ”の作品が多い」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.18 16:45
映画『朴烈(パクヨル)』のイ・ジュンイク映画監督が歴史を題材とした韓日両国映画の歴史歪曲をめぐる論争を言及した。
イ監督は先月11日、日本の「朝日新聞」とのインタビューで「日帝強制占領期を背景にした韓国映画の上映が相次ぐ理由は、監督の個人的好みでない時代の流れ」と明らかにした。
彼は「韓国は植民地時代の傷をいまだに整理できていない。戦後70年経って客観的な視点で過去を問い直せるようになった」とし「映画人にとって、この時代を題材にすることは、韓国の近代化やそれに連なる現代の不十分な部分を見つめ直す作業だ」と説明した。