現代自動車、華城市に車両と「対話」する道路施設構築
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.16 13:09
#.京畿道華城(キョンギド・ファソン)市内の片道2車線道路でジェネシスEQ900が時速60キロメートルで1車線を走行する。目的地に到達するには前方の横断歩道を過ぎ500メートル前で右側に抜けなければならない。EQ900は信号と交信し赤信号に変わるまで12秒残っているという事実を確認する。交差点を通過する時間が十分にあると判断した後、そばを走る起亜自動車K5に「前方に割り込む」という信号を送る。時速60キロメートルで走っていたK5が40キロメートルに減速し、EQ900は80キロメートルに加速して車線を変えた後右側に抜ける。
実際の道路で車両が信号や横断歩道だけでなく周辺を走る自動車と互いに情報をやりとりできるシステムが用意された。現代・起亜自動車は15日、「京畿道華城市内の約14キロメートル区間に『車車間・路車間通信』(V2X、Vehicle to Everything)インフラの構築を完了した」と明らかにした。