グアムの米THAAD砲台1基で北「火星12」迎撃可能
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.10 13:36
北朝鮮が9日、朝鮮人民軍戦略軍報道官の声明で「米国に厳重な警告信号を送るために火星12でグアム周辺に対する包囲射撃を断行する」と威嚇した。戦略軍とは弾道ミサイルを運用する部隊だ。こうした北朝鮮の警告は果たして可能なのだろうか。
北朝鮮が「火星12」を発射すれば太平洋のグアムまで到達する、というのが国内ミサイル専門家の共通の意見だ。「火星12」は5月14日の最初の試験発射で高角で発射された後、最大高度2111.5キロまで上昇し、787キロ飛行した。韓米情報当局は「火星12」を中距離弾道ミサイル(IRBM、最大射程距離3000-5500キロ)に分類した。北朝鮮の元山(ウォンサン)からグアムまでは直線距離で3325キロだ。