河野太郎外相が外務省職員に「私は父とは違う」と呼びかけた訳は
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.07 08:39
今月3日に安倍晋三首相が断行した内閣改造で外相に起用された河野太郎氏と父親の河野洋平氏、この2人の考えがどれほど違っているのか日本メディアで連日話題になっている。
太郎氏の父親・洋平氏は官房長官や外相、衆議院議長など要職をすべて歴任した。特に、官房長官時代の1993年8月には旧日本軍慰安婦動員の強制性を初めて認めた「河野談話」を発表した。自民党を代表するハト派だ。
朝日新聞は、太郎氏について「中韓など近隣外交を重視する姿勢で、首相の靖国神社参拝には否定的な立場。(父親の河野)洋平氏と考え方の重なる部分も少なくない」と分析した。だが、平和憲法改正や慰安婦問題などについては2人の立場は異なる。