【噴水台】韓国の中の「軍艦島」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.03 07:53
最近日本からカカオトークのメッセージを受け取った。中国大連外国語大のキム・ウォルベ教授からだ。北九州大の招きで安重根(アン・ジュングン)義士の特講を終えた彼は、先月28日に軍艦島(端島)を訪ねた。小学校6年生の息子と一緒だ。日帝の韓国人徴用現場を息子に見せてあげたかった。彼は訪問前日にインターネットを通じて予約を入れた。韓国の住所も入力した。ちょうど韓国で映画『軍艦島』が公開された直後だった。
探訪当日、キム教授は青色の名札を手渡された。日本人は緑色だった。その日午前9時、軍艦島行きのクルーズに乗船した人は40人余り、そのうち4人は韓国人だった。軍艦島は国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産、人類の普遍的価値を認められたという意味だ。ところがなぜ名札の色で国籍を分けなければならないだろうか。