東シナ海で米国偵察機-中国戦闘機が対立…沖縄付近には中国爆撃機が出没
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.25 09:35
最近、東シナ海と沖縄付近の上空で、中国と日・米の軍用機がそれぞれ対立する事態が広がった。
米国防総省は23日(現地時間)、西海(ソヘ、黄海)と東シナ海の間の空域を飛行した米海軍EP-3偵察機が中国人民解放軍のJ(殲)-10戦闘機2機によって遮られ、緊急回避したと24日、明らかにした。米メディアのCNNは国防総省関係者の言葉を引用して「当時、J-10戦闘機は武装した状態で、米軍偵察機とわずか90メートル離れた距離まで接近した」と伝えた。これに関連し、国防総省のジェフ・デービス報道官は「偵察機が衝突を避けるために『回避行動(evasive action)』を取って、偵察中だった地域から離脱せざるを得なかった」と説明した。デービス報道官は「空域で(他軍が)航路を遮断することは定期的に発生する」としつつも「ほとんどの場合、非常に安全な方法で実施されるが、今回は普段とは違った」と、中国の対応が非常に威嚇的だったことを示唆した。