【コラム】戦争はTHAADのためでなく隙が生じれば起こる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.30 16:15
国立大田(テジョン)顕忠院の権律政(クォン・ユルジョン)院長は一日に3、4回ずつ戦死者の墓地にいく。韓国哨戒艦「天安」46勇士墓地内のムン・ヨンウク中士(当時23歳)の墓碑でしばらく立ち止まったりする。女手一つで育ててくれた母を亡くし、頑張って生きていこうと海軍副士官の道を選択したムン中士は、入隊1年後の2010年3月26日、北朝鮮の「天安」爆沈で死亡した。
「私の息子だと思ってあいさつする。ここに眠っている犠牲者のおかげで私たちが平和に暮らしている。政治家などここを訪れるすべての方々にもう一度この人たちのことを考えてほしいと伝えている」。