日本の相撲がうらやましい韓国のシルム
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.08 08:04
日本の国技は相撲だ。日本政府は1909年、東京に1万3000人を収容できる相撲専用の国技館を建設した。相撲は外国人選手にも門戸を開放し、グローバル化にも力を注いだ。若乃花以降、1999年から横綱になった5人の力士はすべて海外出身(ハワイ出身1人、モンゴル出身4人)だった。
1月の初場所では日本人の稀勢の里がモンゴル出身の白鵬を破り、19年ぶりに日本人横綱が誕生した。これを受け、また相撲人気が高まっている。3月に大阪で開催された春場所で稀勢の里が2回目の優勝を決めた瞬間、NHKの最高視聴率は33.3%(関東地方基準、平均22.4%)まで上がった。
相撲は徹底的に階級制だ。10階級を順に上がってこそ横綱と対戦する機会が得られる。幕内の優勝賞金は1000万円(約1億ウォン)であり、殊勲・敢闘・技能賞(各200万円)を別に授賞する。横綱の年俸は少なくとも4250万円ほどだ。横綱になると、年俸と賞金のほかにも広告・スポンサーシップ契約などを通じて金の座布団に座る。