韓国の景気が回復局面進入か、笑うにはまだ早い(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.05 09:02
もちろん投資関連指標も回復傾向だ。設備投資指数上昇率は1-3月期平均17.7%を記録した。景気が回復すればあらかじめ企業が需要に対応するため設備に投資しているという解釈が可能だ。だがこれもまた顕微鏡で見てみると曖昧な側面がある。3月に23.3%を記録した設備投資指数上昇率がわずか1カ月で半分水準の14.1%に鈍化したためだ。
輸出景気も似ている。2016年11月以降輸出額は着実に増加しているが、最大市場である中国・米国市場では輸出額が2月をピークに3カ月連続で増加幅が減った。チュ・ウォン室長が「今後景気を楽観的に評価しにくい理由」と話した背景だ。