「外国企業を叩け」…ワールプール、サムスン・LGに反ダンピング攻勢(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.02 10:42
トランプ米国大統領就任以降、米国企業の韓国たたきが激しい。韓国企業の製品輸入を制限して米国産業を守ってほしいという請願が相次いでいる。
106年の歴史を持つ米国最大の家電会社ワールプール(Whirlpool)は先月31日(現地時間)、サムスン電子とLGエレクトロニクスの洗濯機の輸入を制限してほしいという「セーフガード」請願書を米国国際貿易委員会(ITC)に提出した。セーフガードとは特定製品の輸入が急激に増加して国内産業に被害が生じる場合、輸入国が関税を賦課したり輸入を制限したりできる措置だ。世界貿易機構(WTO)や韓米自由貿易協定(FTA)にともなう輸入国の被害救済手段だ。