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【時視各角】韓国の「トランプ海外歴訪失敗」活用法(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.30 09:18
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最後の屈辱は、他でもないメラニア夫人からだった。イスラエル空港での歓迎行事の途中、メラニアはトランプが差し出した手を手首で振り払った。名付けて「手首スナップ」。ばつが悪くなったトランプはネクタイと洋服を触って身なりを整えるジェスチャーを取った。翌日ローマに到着した時もメラニアはトランプの手を振り払って手を握ることを拒否した。この場面が話題になり、今回のトランプ海外歴訪の主人公は突然メラニアとなった。

ニューヨーク・タイムズは「トランプと法王の冷たい会談の雰囲気を和やかにしたのはメラニア」と評価した。それとあわせて1961年にジョン・F・ケネディ大統領が緊張関係にあったフランスを訪問した当時、優れたフランス語と歴史の知識でシャルル・ドゴール仏大統領の心をつかんだファーストレディーのジャクリーン・ケネディにたとえたりもした。

 
米国のファーストレディのうち、初めてヌードモデルの経歴があり英語をうまく駆使できず、「トランプの長女(イバンカ)よりも劣る」という嘲弄まで聞いた数カ月前の状況からは劇的な“逆転”と言える。だが「どれくらいトランプがひどかったらメラニアがこれほど注目を浴びるだろうか」という皮肉が大勢だ。

婿のジャレッド・クシュナー大統領上級顧問もまた危機に陥っている。ロシアと秘密対話チャンネルを構築しようとしたという疑惑が提起され、「ロシアゲート」の中心に浮上している。トランプのお荷物になってしまったクシュナーに大統領の側近が「休職」を勧めているという報道まで出ている。トランプとしては四面楚歌だ。

トランプの初めての海外歴訪に対する酷評は韓国にとっては機会になりえる。トランプは3週間後に迫った韓米首脳会談で失敗の挽回を狙わざるをえないためだ。外交的に孤立したトランプとしては、北朝鮮問題など主要争点で韓国と手を握ろうとするだろう。ここでしくじれば「外交落第大統領」という汚名をかぶるほかない。これを分からないように巧妙に活用する工夫が必要だ。マクロン仏大統領のように「強対強」で対抗する戦略よりは、今回の会談では共通分母を確かめる安全路線へ進むほうが望ましいように思える。コーナーに追い詰められたトランプの荒々しい握手に力で対抗するのではなく、明るく両手で取り合う包容のジェスチャーを見せることがあとあと得になるのではないか。

金玄基(キム・ヒョンギ)/ワシントン総局長


【時視各角】韓国の「トランプ海外歴訪失敗」活用方法(1)

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