<第19代大統領・文在寅>雇用創出に10兆ウォン…THAAD問題、米中間で外交試される
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.10 11:19
◆経済
第19代韓国大統領に当選した文在寅(ムン・ジェイン)氏に準備期間はない。すぐに実戦だ。目の前の経済懸案を文氏が率いる新政権がどのように解決していくのか、公約を点検した。
文氏の大統領当選とともに10兆ウォン(約1兆円)規模の補正予算がカウントダウンに入る。補正予算の表札は「雇用」に定められている。7日に文氏側の選挙対策委員会(選対委)は、政府が年初に発表した「2017年度公務員採用計画」に加え、1万2000人の公務員を追加で採用すると明らかにした。ユン・ホジュン選対委政策本部長は「追加採用と教育訓練に必要な予算を雇用補正予算に、人件費と法定負担金は『2018年度本予算』に反映する」と説明した。公共雇用81万人創出は文氏の核心公約の一つだ。問題は財源だ。