韓経:成長するハラル食品市場…韓国企業が積極的に進出
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.09 13:59
三養(サムヤン)食品のインスタント麺「プルタッポックンミョン」(激辛炒め麺)は昨年、インドネシアで期待以上の実績を出した。イスラム教飲食品規定ハラル(Halal)認証を受け、輸出の道が開かれた後、販売量が爆発的に増えた。昨年11月だけでインドネシアで680万ドル(約7億7000万円)分が売れた。これは2015年全体のインドネシアのインスタント麺輸入額(350万ドル)より多い。
伝統食品製造会社チャムゴウルは2014年からコーシャ(Kosher)認証を受けたゴマ油とエゴマ油を米国、豪州、英国などに輸出している。このため2013年に30万ドルだった輸出額は2015年には70万ドルに急増した。
韓国食品業界が新しい輸出の突破口としてハラル市場とコーシャ市場に注目している。ハラルはイスラム教、コーシャはユダヤ教の律法に基づく飲食品規定を意味する。参入障壁は高いが、認証を受ければ輸出を増やしやすく、挑戦する価値が十分にあるという評価だ。