【時視各角】韓国に「ただはない」を悟らせたトランプ大統領(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.01 09:55
問題は時間が経過すれば発生する。3年後に文在寅候補の青年が政府から支援された賃金全額が、2年後に安哲秀の青年が毎月受けていた50万ウォンの通帳入金が中断すれば、この青年たちはどうやって生活するのか。下宿生への親からの仕送りがある日突然途切れるのと変わらない。大統領選挙の討論で文在寅候補は3年後について言及しなかった。安哲秀候補の2年後の答弁も説得力がなかった。持続可能でない政策設計のためだ。政府が作った雇用の果てはこのように虚しい苦々しい。
韓国早期大統領選挙の最大の話題が雇用創出であるのは当然だ。ただ、その解決方法が「民間市場での企業の活力」よりも「財政投入による国民への月給」であるから不安だ。文在寅候補、沈相ジョン(シム・サンジョン)候補は「市場が失敗したので政府が動くべき」と述べた。なら、政府が失敗すればどうするのか。