韓国大統領候補ら、未明の「THAAD奇襲配備」に遺憾表明
ⓒ 中央日報日本語版2017.04.26 11:12
韓国大統領選挙の候補らは26日、未明に韓米当局がTHAAD(高高度防衛ミサイル)装備を配備したことに対し遺憾を表した。
次期大統領候補のうち支持率トップの文在寅(ムン・ジェイン)共に民主党大統領候補側の朴光温(パク・グァンオン)公報団長はこの日、ソウル汝矣島(ヨイド)で記者会見し、「文候補はTHAAD配備が次期政権で十分な公論化と国民の合意手続きを踏んで、国益と韓米同盟を十分に考慮して決定するべきだという立場を一貫して明らかにしてきた」とし「星州(ソンジュ)の敷地に対する環境影響評価が終わる前に星州住民の反対を無視してTHAAD装備から先に搬入したのは、THAAD配備が国民の合意どころか基本的な手続きさえも守られなかったという点を意味し、次期政権の政策的判断の余地を源泉遮断するものであり、非常に不適切だ」と指摘した。続いて「今からでも手続きを無視した移動配備を中断し、次期政権で公論化と国民的合意、そして韓米両国の協議過程を経てこの問題が最終決定するようにするべきだ」と主張した。