<チャイナインサイト>中国崩壊論はなぜ毎回はずれてはまた登場するのか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.19 13:11
中国人民大学の王文教授は2014年に紅旗文稿に寄稿した「中国崩壊論の崩壊」という文で中国崩壊論の提起は「ワシントン・コンセンサス」と「歴史の終焉」のような西欧の観点に依存するとみた。資本主義的経済発展は自由民主主義への移行をもたらすという西欧社会の「支配的通説(prevailing consensus)」と関連があるという話だ。西欧の通説に内包されているのは資本主義的経済発展が進めば共産党一党独裁が崩壊し西欧式自由民主主義が登場するという期待と希望だ。
◇中国共産党の弾力性と中国モデル