「貿易」プレゼントを与えたトランプ氏、習近平氏から北核解決の約束を受けたか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.14 15:58
日本経済新聞は13日、外交消息筋を引用し、「習主席は(すでに)先日の首脳会談で北朝鮮制裁に関し、すべての情勢を見て真剣に考える」と話したと報じた。首脳会談後、中国のメディアと学界で変化も見られている。前日、北朝鮮に対する石油輸出の中断を示唆した環球時報は13日、社説で「北京は平壌(ピョンヤン)の繰り返されている核活動をこれ以上放っておくことができず、これに対する米中間コンセンサスはますます拡大している」と強調した。南京大学の朱鋒国際関係学院長は9日、中国グローバル化研究センター(CCG)主催の国際フォーラムで「口先でない行動で見せる時」として「残りは中国が絶えず核・ミサイルを追求する国(北朝鮮)に対抗するかを決心すること」と主張した。
今後のカギは中国が実際の実効的な対北朝鮮圧迫の措置をいつ、どの程度に取るかということだ。トランプ大統領は12日、北大西洋条約機構(NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長との共同記者会見で「習主席が北朝鮮問題についてわれわれを助けたがっていると思う。彼は正しいこと(right thing)をしたがる。昨日や今日、北朝鮮の石炭を積んだ数多くの船が中国に拒否されて(北朝鮮に)戻った。これは大きな動き(step)」と言った。