コロンビア夫と韓国人妻の大変な韓国生活(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.14 10:17
韓国は外国人200万人が住んでいる多文化社会だ。だが、外国人が韓国で生活するというのは簡単なことではない。儒教文化の影響などで外国人に対する偏見を簡単に捨てることができず、感情的嫌悪感を持っている人が少なくないからだ。釜山(プサン)に住んでいる結婚11年目のレオナルド・メンドーサさん(44)とシン・ジンヨンさん(36)夫婦が最近体験したことは代表的例の一つだ。夫婦は大型ショッピングモールの駐車場で車にぶつかるところだった子供を助けようとしたが、子供のおじいさんから人種差別的な暴言を聞いた。これを捜査した警察も大したことではないように扱った。腹が立ってソーシャルネットワーキングサービス(SNS)に外国人に向けた警告の文章を書き込んだのがあっという間に広がり、外国人の人権保護問題が問題化した。10日、釜山のあるカフェで会ったメンドーサ夫婦は、コロンビア人の太郎と韓国人の花子、のような普通の夫婦だった。兄と妹のように優しくて身長もほぼ同じだった。質問をするとお互い負けないように競い合いながら答えた。夫は「韓国の妻は怖い~」と冗談をした。事件の前後状況と韓国で生活するうえで大変なことについて話を聞いた。
--事件発生の状況は。