日中はトランプ政府のクシュナー氏・イヴァンカ氏にアプローチしているのに韓国は?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.04 15:02
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イヴァンカ・トランプ氏。(写真=中央フォト)
一方、韓国は、イヴァンカ氏・クシュナー氏側とネットワークがほぼ皆無だと言える。日本と中国はトランプ氏の「目と耳」を注目させているが、韓国は異例的な大統領弾劾事態で公式的な外交ラインが稼動していない状況だ。
NYTは「トランプ・習近平両首脳の電話会談、首脳会談など2回の事例でクシュナー氏がトランプ政府の中心勢力ということが分かった」とし、「中国は継続してクシュナー氏を通したアプローチを好むだろう」と展望した。これは外交の公式ラインである国務省を疎外させる結果をもたらすことになる。
ただでさえ、レックス・ティラーソン国務長官は最近、国務省で存在感がほぼないと指摘されている。クシュナー氏が崔大使から受けた報告書をティラーソン国務長官など国務省に回覧させたというある政府当局者の伝言もあった。国務省の東アジア部署にはまだ空席も多く、実際のアプローチラインも作られていないとNYTは伝えた。