安倍首相、外交で屈辱…プーチン大統領の次はトランプ氏から
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.25 07:41
「環太平洋経済連携協定(TPP)は米国が抜ければ意味がない」。
21日夜(現地時間)、アルゼンチンの首都ブエノスアイレス。ここを訪問中だった安倍首相は記者会見で米国がTPPにとどまるよう促した。トランプ米次期大統領側に対するメッセージだった。しかしトランプ氏はその直後、映像メッセージで「TPPは米国に災難となる恐れがある」として離脱を明確にした。それも来年1月の就任初日に発表すると明らかにした。
17日に外国の首脳では初めてトランプ氏に会った安倍首相は体面を汚すことになった。安倍首相はトランプ氏に会った直後、「信頼できる指導者」と強調していた矢先だ。安倍首相が米大統領選挙前にTPP国内批准手続きに入り、ペルーでのアジア太平洋経済協力会議(APEC))首脳会議をきっかけに参加国との団結に動いたのは、トランプ氏に対する圧力だったが、全く効果はなかった。