ソウルにおけるPM2.5基準超過、今年に入り12回目…対策ない韓国政府(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.28 14:41
昨年4月と5月、朴槿恵(パク・クネ)前大統領がジャーナリスト懇談会と国務会議で粒子状物質の深刻性に対して言及した後、政府は6月に粒子状物質総合対策を出したが、むしろ悪化した。現在の環境政策基本法では、24時間大気環境基準値が年間4日以上を超えないように定めている。政府や地方自治体がこれを守るために努力する必要があるという意味だ。
だが、政府やソウル市は環境基準の超過が繰り返されているにもかかわわらず、農村不法焼却の取り締まりや工事現場のほこり取り締まりなど以外には「特別な」対策を打ち出せていない。先月25日に導入した「非常低減措置」、すなわち首都圏の公共機関車両2部制も発令要件が厳しくて一度も発令されていない。