米FDA、韓国統営でカキの衛生点検(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.16 08:51
FDAの統営カキ衛生点検は今年が初めてではない。韓国は1972年から韓米貝類衛生協定を結び米国にカキを輸出してきた。2年に1回ずつFDAの点検を受ける条件だった。ところが2002年と2012年の2度にわたり衛生管理システムに問題があるとの通知を受けた。その結果FDAで再点検を受け輸出が再開できるまで最長1年ほど輸出の道が閉ざされた。協同組合関係者は「当時統営のカキに問題があるかのようにみられ輸出だけでなく内需販売まで振るわず大きな打撃を受けた」と話した。
カキ加工メーカーであるヘファ水産のクァク・ギョンヒ代表は「2012年の衛生点検後その年の売り上げは80~90%近く減った。今回も良くない結果が出れば従業員40~50人が生計を心配しなければならない」と話した。