韓国産戦闘機KF-Xに19兆ウォン投入…ステルス技術がカギ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.03.31 08:59
韓国空軍の老朽した戦闘機を国産に変える事業(KF-X)を韓国航空宇宙産業(KAI)が引き受ける。KF-X事業とは空軍が保有するF-4とF-5など1970年代に導入して老朽した戦闘機を入れ替える事業。国内の技術で戦闘機を開発し、空軍に納品する。総事業費だけで18兆ウォン(約2兆円)にのぼる。こうした大型国策事業の優先協定対象者に政府はKAIを選定した。30日に開かれた防衛事業推進委員会(委員長・韓民求国防部長官)でだ。
政府は5月までKAIと価格交渉を行い、6月から事業を本格的に推進する計画だ。1970年1月に朴正熙(パク・ジョンヒ)大統領が国防部を巡視しながら「自主国防」を強調してから45年ぶりに、独自の技術で開発して生産する戦闘機事業の第一歩を踏み出すことになったのだ。KF-X事業の決定から13年目だ。