安倍氏「最長寿首相」への道が開かれる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.06 08:46
日本執権自民党総裁である安倍晋三首相が2021年9月まで執権できる道が開かれた。自民党は5日、党大会を開き、総裁任期を現行の連続「2期6年」から「3期9年」に延長する内容の新しい党則を正式に決めた。総裁任期延長案は、昨年10月の党政治制度改革実行本部による協議を経て11月の党総務会で承認された。新しい党則で、安倍氏は来年9月の自民党総裁選挙に3度目の立候補ができるようになった。ここで勝てば、2020年東京オリンピック(五輪)を行い、翌年9月までの執権が可能だ。
安倍氏の在任期間は2006~2007年の第1次内閣を含めて、5日現在で1897日となり、戦後、佐藤栄作(2798日)、吉田茂(2616日)、小泉純一郎(1980日)に次いで4番目。安倍氏の長期執権が実現すれば、2019年8月には佐藤栄作を抜いて戦後最長寿首相となる。その年11月には、史上最も長く首相を務めた桂太郎の2886日も越えることになる。現在、自民党では、石破茂・前地方創生担当相や岸田文雄外相が後任に挙げられているが、存在感が弱く、安倍1強体制が続く可能性が高い。